予告編だけでも十分かも『スイス・アーミー・マン』
劇場で予告編を見て、こんなに笑ったことないくらい笑ったので、これは絶対見に行こうと決めていました。
さて、実際に鑑賞したところ、、、
予告編以上の面白さは無いと思いました。
というより笑いどころを予告編にすべて詰め込んでしまったという感じで、その点残念でしたね。
ただ、素晴らしかった点がいくつかありました。
まず音楽ですね。
音楽はアンディー・ハルとロバート・マクダウェルという方だそうです。サントラも劇中歌もどれもセンスがいい。主人公ハンクの鼻歌が、その直後に音楽として流れるという流れも良かったです。音楽に関してホームページの記載を引用しておきます。
アンディー・ハルとロバート・マクダウェルは、2004年に結成したインディー・ロック・バンド「マンチェスター・オーケストラ」として活動している。アンディーはリードギター兼シンガーソングライター、ロバートはリズムギターを担当。その他のメンバーは、ベースのティム・ベリーとベースのアンディ・プリンス。アンディーはバンド活動の傍らテレビやゲームなどのサウンドトラックにも参加している。本作のサウンドトラックはアンディーとロバートの二人で手掛け、ほぼすべての楽曲がダニエル・ラドクリフ、ポール・ダノ、アンディー・ハルの声といくつかの楽器で作られている。アンディーは劇中にカメラマン役としても出演している。
そして、なにより主役2人の演技は良かったです。
このダニエル・ラドクリフ、いい顔してますね~。こういう役をやるのは、すごく好感がもてますし、いままでの中で最もハマり役だったと思います。
いい点を述べてきましたが、やはり劇中通して行われる主人公ふたりの会話はよく分かりませんでした。鑑賞中も理解しようと考えていたのですが、結局最後まで分からず、感動っぽい場面でもポカーンとしていました。
今もまだ咀嚼しきれていないという感じです。
この点については、いろいろな方がレビーを書いているので、納得できる答えを探すのもいいかと思います。
ただ、自分としては予告編を超える本編ではなかったいう印象でした。
先ほど、書いた良かった点もすべて予告編に含まれてますからね。
予告編で十分楽しめると思います。